幼児の自転車

 私は、初め「子供には、自転車の前にまず三輪車を」と思っていました。ですが、三輪車はその構造上、自転車よりも乗るのが難しいのです。なぜかと言いますと、三輪車にはブレーキが無いんです。ブレーキがないので、特に坂道ではとても危険です。どんな子でも、いずれは自転車に乗るわけですから、いっそのこと三輪車はやめて、小さな子供用自転車にしてみてはいかがでしょうか?
 幼児向けの自転車は、前後にブレーキが付いていて、最小で12インチからあります。自転車屋さんに行くと、いろんなキャラクターの自転車があります。内の子の場合は、自転車屋さんに入った途端、プリキュアの自転車にまっしぐらでした(笑)!
 そして補助輪付きの自転車なら、三輪車よりもずっと安全ですし、早いうちに自転車に慣れることができます。そして、こちらが思っている以上に上達が早く、すぐに運転できるようになりました。
 では、いくつから自転車を始めればいいのか?
 「止まって」「車が来たから道の端によって」など、大人の言葉を理解できる3歳くらいからがいいと思います。私は、下の子をベビーカーに乗せて、上の子とよく散歩に出かけるのですが、子供を補助輪付きの自転車に乗せると、ちょっと目を離した間に、エッ!と思うほど先に行っていることがあります。そんな時、こちらが言った言葉が理解できないと事故にもつながりますし、自分がベビーカーを押して走らなければならなくなります。

 子供にこれから三輪車を与えようとお考えの方は、12インチの子供用自転車も検討してみたらいかがでしょうか。

幼児の英語教育

 幼児教育は、特に少子化の現代では、親たちにとっては非常に高い関心事となっています。その中でも最近特に、「幼児のうちから英語を学ばせたい」という意見のご家庭が多いようです。 幼児の英語教育が必要と主張するご家庭が挙げる主な理由としては、・自分が英語で苦労したから子供には苦労させたくない・これからの国際社会を生きるには英語が必須・英語の発音は小さい時に身につけさせた方がよいなどといったものがあります。 私も社会人になってから、海外出張に行かなければならなくなり、英語を勉強するのに苦労しました。特に発音は、未だに自信がもてません。 その反対に、「幼児の英語教育は必要ない」という意見のご家庭もあります。 その理由としては、・まずしっかりした日本語を話せるようにならないと真の国際人とはいえない。・友達と遊ぶなど他に大切なことがある。などがあげられています。 幼児の英語教育については、親の意見も専門家の意見も賛否両論のようです。幼児に英語教育が必要と思っている親たちも、「下手に習わせて変な癖がついては困る」という懸念もあり、実際に習わせるまでには至っていないケースも多いようです。 幼児の英語教育は、幼児の吸収力の大きさからいって、良質の英語教材を提供することが必須といえます。また飽きがこないような、楽しく遊べるゲーム的なカリキュラムが受け入れられやすいでしょう。 幼児教育は、英語教育であれ、その他の教育であれ、子供自身ののびのびとした成長を阻害しないように心がけたいものです。

幼児の通信教育

 幼児教育というのは、我々親の最大の関心事ではないでしょうか。子どもの成長に合わせて、こういったカリキュラムで幼児教育をしていくといった考えを持った親は、そんなにいないと思います。まずは家庭で手軽にできる通信教育から始めようと、通信教育に興味を持つ方もいるでしょう。 幼児向けの通信教育プログラムは、各社から迷うくらいにいろいろ出されています。さすがに幼児向けだけあって、大人の通信教育とは違い、遊びの要素が強くて、お勉強というよりは「楽しく体験して学ぶ」というところに主眼が置かれているようです。 幼児の通信教育は、価格がリーズナブルなものから高額なもの、毎月(一回)定期的に送られてくるものや、まとめてすべての教材を購入するものまで幅広くあります。 どの通信教育にするかを選ぶ際は、まず内容を確認することは当然のことですが、そのほかにも、定期購読を途中でやめた時の扱いや、「全部買ったらどれくらいになるのか」などをしっかり確認しましょう。私個人としては、まとめてすべての教材を購入するものよりも、毎月定期的に送られてくるものをオススメします。なぜなら、子どもが途中で飽きてしまったら、全く無駄になってしまうからです。それに、毎月届くものを親子で待つという楽しみもあります。 幼児教育の基本は、まず子供と一緒に楽しめること。親が一緒に遊んでくれることは、子供にとって最もうれしく安心できることです。幼児向け通信教育の利用の際は、まず良好な親子関係を築くことが大前提で、教材はその条件が満たされて初めて役立つ補助的なものという風にとらえるようにしましょう。